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住宅ローンを10年で完済してよかったと思う瞬間【住宅ローン金利上昇】

UnsplashのTierra Mallorcaが撮影した写真 住宅ローン
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7月に日銀が利上げを発表して以来、住宅ローン金利は上昇方向へ動き始めました。

今はインフレによる資材高騰で住宅価格自体も値上がり傾向。

そこに住宅ローン金利も上昇となれば、これから住宅を購入しようとする人にはさらに向かい風になりそうです。

ふう
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私は13年前に中古マンションを購入し、住宅ローン減税が終わる10年で一括完済しました

時代に恵まれなかった氷河期世代ですが、低金利で住宅を購入することができたことだけはラッキーだったと思っています。

☞私のマンション購入記はこちらに書いています

☞毎月の支払額など住宅ローン返済の記録はこちら

直近40年の住宅ローン金利の推移

1986年から約40年間の住宅ローン金利のグラフです。

ふう
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1990年前後のバブル絶頂期の金利がえぐい!

出典:ダイヤモンド不動産研究所

バブル崩壊後金利は急落し、その後は緩やかに下げ近年は低い水準で推移しています。

ふう
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バブルの時は預金金利も高かったとはいえ、住宅ローンを借りる人は減ったそうですよ

金利6%、35年で5000万円の住宅ローンを組んだ場合、総返済額は1億1,800万円になりますから相当覚悟がいりますね。

変動金利の基準金利と表面金利の違い

ふう
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グラフ中の基準金利と表面金利について調べてみました

両方とも変動金利のことですが以下の違いがあります。

基準金利

  • 基準金利(店頭金利):金融機関が自由に設定できる金利で、経済状況に応じて変動する
  • 特徴: 各金融機関が独自に設定するため金融機関ごとに異なる

表面金利

  • 表面金利:基準金利から優遇金利幅を引いた金利
  • 特徴: 広告や公式サイトでよく見かける金利で、住宅ローン契約時に適用される金利。例えば基準金利が3.20%で優遇金利が2.30%の場合、表面金利は0.90%となる

固定金利とは

ふう
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固定金利は、その名の通り定められた期間ずっと変わらない金利のことです

  • 固定金利: 住宅ローンの金利が契約期間中ずっと変わらないタイプの金利
  • 種類: 全期間固定金利型(フラット35など)と固定期間選択型(3年、5年、10年など)がある

フラット35は、住宅金融支援機構が提供する全期間固定金利の住宅ローンです。借入期間は15年から35年まで選択可能です。

最近の住宅ローン金利の動向

今年に入ってから、住宅ローン環境は今までと違った展開になりつつあります。

今年に入ってからの金利動向
  • 変動金利:2024年3月に日銀がマイナス金利政策を解除し、7月にはゼロ金利政策も解除。その結果変動金利は上昇傾向
  • 固定金利:特に長期固定金利(フラット35など)は、世界的な金利上昇の影響を受けて上昇し始めている
  • 短期プライムレート:2024年7月に引き上げられ、これがベースとなり住宅ローンの変動金利も見直された
ふう
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2024年は住宅ローン金利の転換期になった年といえます

日銀さらなる利上げの時期をうかがっている状況ですので、今後も金利の上昇が予想されます。

持ち家があるからセミリタイア(FIRE)しても大丈夫だと思える

ふう
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私は数年後に50代前半でセミリタイアするつもりなのですが、持ち家があり家賃がかからず生活費を抑えることができるため可能だと考えています。

賃貸か持ち家かという選択は実際のところどちらにも一長一短あるため、最終的には好みの問題だと感じます。

私の場合は、

  1. 高齢になってから住宅の心配をしたくない
  2. 家でゆっくりするのが好きなので住居環境は良くしたい
  3. 賃貸の家賃は捨てていくのみになるためもったいなく感じる

などの理由でマンション購入を決めました。

ふう
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まだ30代だったけれど、何かあれば売ればいいくらいの気持ちで踏み切りました

結果、当初の計画通り10年で完済でき、そのおかげで今セミリタイアを計画できているのであのとき決断してよかったなと感じています。

唯一の後悔は、こちらの記事でも書いたとおり、超短期で購入を決めたため住宅ローンの知識が全くなく比較検討できなかったことです。

持ち家購入を考えている方は、自分がどれくらい借りられるのか、どの金利がベストなのか、どこなら貸してもらえるのか、を事前に調べておくことを絶対におすすめします。

ふう
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