PR

【賃貸か持ち家か】36歳のときに購入した中古マンション

暮らし
記事内に広告が含まれています。

私の住まいは築20年弱の中古マンション。

一大決心というわけでもなく、なんとなく流れに乗って購入しましたが、あのとき買ってよかったと心から思っています。

賃貸か持ち家か、迷っている方の参考になれば。

2LDKの中古マンションを36歳のときに購入

今の会社に入って数年目の36歳のとき。

20代にアメリカで1年暮らしたり、日本でひとり暮らしをしたこともありましたが当時は実家に戻っていました。

結婚の予定もなく、いつどうやって実家を出ていくか、はたまたずっと実家にいるのかなとぼんやり考えることも。

私は車にはまったく興味がなく、お金がかかる趣味もない。

でも住宅にはちょっとした憧れや願望があって。

間取りや内装にも興味があり、買えるわけでもないのに新規分譲マンションのホームページを眺めたり。

地元不動産のホームページで中古マンションの一覧を見るのも好きで。

土地勘のある地域のマンションの売り出し情報を見ては、

「あそこは築〇年で、これくらいの値段か」

「内装はこんな感じか。築年数のわりにけっこう綺麗だな」

「古いけどリフォーム済みかぁ。いいかも」

と、買うわけでもないのに吟味してみたり。

「ここ売れてるじゃん。残念」とか。買うわけでもないのに。

そんなある日、いつも見ていた不動産屋さんのホームページで、実家近くの中古マンションの売り情報を目にして。

築6,7年経っているけど写真で見る限り新築のように綺麗。

ここ良くない?と家族に話したら、翌日内見することになり、そのままあっという間に手続きが進み、ひと月もたたないうちに全ての手続きを終えていました。

受け取ったマンションの鍵を握りしめながら、「こういう事はきっかけさえあれば、とんとん拍子で進むものなんだな…」と思った記憶があります。

内見したのはこのマンションだけ

そういうわけで偶然目にした実家近くのマンションを即気に入って購入したので、内見したのはこのマンションのみ。

普通はこういう大きな買い物をするときは、いくつも見て比較するものだと思います。

車だってそうですよね。

ですが気に入った物件が偶然見つかったことはラッキーだったし、またそこで即決できたのも、それまでマメに物件チェックして情報に触れていたからだと思います。

当時は写真のみの掲載しかない時代でしたが、今はVR内覧などもできる時代ですから「将来持ち家を」と考えている方は、今から趣味程度でも定期的に物件チェックをしておくことをオススメします。

購入に至った決め手

実家からの距離

今のマンションから実家は車で5-10分ほど。電車を使ってドアtoドアでも30分かからない。

近い将来、両親の介護などで実家に行く機会が増えるのは必然。

そう考えると実家に近いことはマストでした。

間取り

間取りは2LDKで広さは約60平米。

そんなに広いとは言えませんが、一人暮らしなら十分です。

間取りにはひとつだけこだわりがあって、ウォークインではなくウォークスルークローゼットが理想でした。

でも多くの物件を見ていても、ウォークインクローゼットは当たり前にあっても、ウォークスルーはなかなかないんですよね。

それがこの部屋にはあったんです!

それを見たとき、自分の中ではほぼ決めていたようなものでした。

日当たり

日当たりが良いことも絶対条件でした。

東向きと南向きの賃貸に住んだことがあったのですが、東向きは午後になると日が陰ってくる。

洗濯物も早く干さないと乾きにくいし、午後は部屋が暗くなるのが嫌でした。

南向きの部屋は一日中日が差して、冬はサロンのように暖かく暖房いらず。

夏は日が高いので思うほど日が差し込まない。

ここは真南ではなく南西向きだけど、昼前から日没までずっと日当たりはよく、部屋が明るいのが気に入っています。

周囲の環境

最寄り駅までは徒歩10分ほど。少し歩くけどいい運動です。

徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、コンビニ、銀行、クリニックなどがあり、車がなくても日常生活に全く困りません。

自分が高齢になったときのことを考え、車がなくても困らない場所を選びました。(今も車は持っていないんですが)

その分、それなりに車も行き交うし人も多いので閑静な住宅地とはいえず、日中は車の走行音などは聞こえます。

ただそれもサッシを閉めていればほどんど聞こえないため、あまり気にならないですね。

便利さの方が勝っています。

住宅ローンは10年で完済

購入時、マンション価格の3分の1強の頭金を入れ、残りは25年の住宅ローンを組みました。

住宅ローン減税が受けられる期間は10年間で(現在は最大13年間)、その間はかなりの額の減税メリットを受けられます。

しかしその後は利息を払い続けるというデメリットしかなくなるため、10年後に残額を一括返済しようと当初から決めており、コツコツと貯蓄していました。

そして10年目の年末調整が終わった年明け、さっそく銀行へTEL。

詳しいことはよく分からなかったけれど、3月以降に手続きしたら手数料が少なくてすむと教えていただき。

少し待って3月に銀行に行き、無事住宅ローンを完済することができました。

ひとつ誤算だったのは登記関係の手続きも銀行がやってくれると思っていたのに、後日書類が送られてきて自分でやらなくてはいけなかったこと。

ネットで調べまくり書類を仕上げ、法務局に2回出向き、なんとか4月に完了し晴れて自分の所有物件とすることができました。

司法書士に頼むこともできるようですが、もちろん費用がかかりますし、自分で出来るのでやってみることをオススメします。

持ち家のメリット•デメリット

メリット

  • 自分の居場所ができたという安心感がある
  • 家賃を払い続けるという不安から解放される
  • 賃貸と違って隣の住人が頻繁に入れ替わるということがない
  • よって若者が夜な夜などんちゃん騒ぎ、とかいうことがない
  • 「ロ-ン返済」という目標ができたので仕事に張りがでた

など、個人的には気持ちの面でプラスになったことが多いように思います。

デメリット

あまり思い当たらないですが、

  • 固定資産税を払わないければならない
  • 身軽に動けない

などでしょうか。

固定資産税の支払い

一度に用意するとなるとそこそこの金額になるので、12で割った額を毎月の給料から積立しています。

身軽に動けない

賃貸のように簡単に住み替えできないのは、やはりデメリットと言えるでしょう。

購入前にその後の生活のビジョンを固めておく必要がありますね。

私の場合は、何度か引っ越しを経験して「もう引っ越しはしたくない!」という気持ちが強かったため

賃貸で住み替えることを希望していなかったし、転勤等の予定もなかったため持ち家を選択しました。

【結論】購入に後悔なし

ここに住み始めて10年と少しが経ちますが、「あのとき買ってよかった」と日々思っています。

改めて不便なや不満なところを考えてみても、いまいち思い浮かびません。

計画的に住宅ローンも返済することができ、より落ち着いた気持ちで毎日を過ごすことができています。

以上が私がマイホームを購入したいきさつです。

持ち家を検討されている方の参考になれば。

コメント