Amazon Primeモダンラブシリーズのアムステルダム編です。
運河に象徴されるオランダの街並みが美しいドラマでした。
テーマソングは「Setting Sail」のようで違うような。かなりアレンジされてるのかも。
モダンラブがシリーズ化されてるのかは分かりませんが、東京、アムステルダムと立て続けに配信されています。
これからもっといろんな国のバージョンを見てみてたいです。
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「モダンラブ・ アムステルダム」はこんな方におすすめ
- 日常を描いたドラマが見たい
- 海外のお洒落なドラマが見たい
- すき間時間にちょこっとドラマを見たい(1話30分前後です)
- 長編ドラマを見る時間がない(全部で6エピソードです)
「モダンラブ・アムステルダム」各話レビュ-
1話「蛾」
子供が望めない主人公のロース。
そのせいで子育て中の友人3人にも心を開けず、仕事に打ち込む日々。
ある日スーパーの掲示板に張り紙を見つける。
「公園で見かけたスポーツ好きのカーリーヘアの女性、連絡を」
その日公園にいたロースは自分の事では?と思い、恐る恐る張り主の男性にコンタクトを取る。
風変りなデートで男性に心を開き、数年ぶりに自分を解放するロ-スだが・・・
結末はちょっと悲しかったけど、清々しい気持ちになるラスト。
主人公ロースを演じる女性ははポールダンスが出来る女優なのか、演技が出来るポールダンサーなのか?
カッコイイ身体と動きだった。
SATCを思わせる女友達4人の移動手段が自転車なのが、オランダらしいと思いました。(オランダは世界有数の自転車大国)
2話「抱擁」
夫シモンの病気の治療を巡って医師を訴えている弁護士の妻カチャ。
シモンは病気で言語障害と麻痺が残り家で仕事をしているが、なかなか元通りの仕事ができない。
二人の仲は良いが、カチャが望む夫婦生活を自分が与えられないことに悩むシモンは、カチャに他の人と関係を持つことを提案し・・・
お互いを思いやるがうえに生じる心の葛藤が丁寧に描かれていた、大人の物語。
重いテーマではあるものの鑑賞後には心がスッキリする。
お隣家族との関わりエピソードもじんわり。
映像的には緑がとても美しかった。
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3話「大事な問いかけ」
母親を亡くした男所帯の家族のお話。
ベンジャミンは父クリスと2人の兄、アレックス、マリウスの4人家族。母を亡くして初めてのクリスマスのために3兄弟が帰省してきた。
ベンジャミンは母との恒例行事だった「大事な問いかけ」をやろうとするも、皆に反対され・・・
父クリスは懇意になった女性をクリスマスディナ-に招待していて、母親を亡くしたばかりのベンジャミン達は困惑するのだが・・・
最後に「大事な問いかけ」をして、家族それぞれの葛藤やわだかまりが融けるのはよかったと思うけど、一年足らずで他の女性にいってしまう父親はちょっと受け入れられないかな。
男ばかりで寂しい、という気持ちも分かる気はするけれど。
娘なら、お父さんを心配してもう少しかまってくれるのかも。
内容も映像も暗めだったので、元気な時に見た方がいいエピソード。
4話「悲しみの渦」
ハリケーンで前妻と子供を亡くしたドウェイン。
再婚して妻とふたりの娘に恵まれるが、辛い記憶が頭から離れず、家族に心を開放することができずにいる。
ドウェインは妻と娘たちにどう向き合うのか・・・
というお話。
大切な人を亡くすということ。
そこから前を向いて歩みだすこと。
簡単ではないけれど、問いかけるものがありました。
5話「人生待ったなし」
ナオミとコレットは女性同士のカップル。
子供を望んでいるふたりは友人男性が精子を提供してくれることになり喜ぶ。
あとはナオミの妊娠のタイミングをいつにするか。
しかし、若手作家としての自分の将来に期待しているコレットは今子供を持つことに悩み始め・・・
最終的にふたりが見つけた形とは。
性的指向はそれぞれあっても、子供を持つタイミングに悩むのはみな同じ。
私も今になって子供を持ちたかったなあと思う時もあるので、なんとなく理解できるストーリーでした。
6話「ガラスのハート」
夫フウスと妻リルは15年前に出会い、結婚、2人の男の子にも恵まれ幸せに暮らしていた。
さらなる幸せを求めて?(この辺りの理由はよく分からなかった)、ふたりはお互い以外のパートナーと会っても良いことにし、フウスは身体だけの関係で男性のパートナ-に会っていた。
リルは数年前からの知人のブルーノとデートを重ねていた。
ある日リルとブルーノがデート中に交通事故に合い、ブルーノは重症を負ってしまう。
妻とうまくいっていないブルーノを自宅に住まわせたいと思うリルだが、風変わりな夫婦関係を送りながらも上手くいっていた二人の関係に亀裂が生じ始め・・・
セラピーではフウスは自分のデート相手との関係は身体だけの繋がりだから許されると主張、リルはブルーノと心の繋がりがあるからその関係は許せないと。
はて。
なんかおかしいぞ、この主張、って思いました。
お互いが別のパートナ-を持つことを認めた前提での関係なら、それが身体だけの関係か心の繋がりまであるのか、は関係ないはず。
勝手な主張だなーフウス、って思いました。
でも最終的にはブルーノを自宅に受け入れてましたけど。
子供たちもいる中であり得ない設定ですが、今はこういう家庭もあったりするのかなぁ。
特に外国では。
そんな感想でした。
お気に入りエピソード
3話の「抱擁」ですね。
バリバリのキャリアウーマンで肩ひじ張ってる感じの妻カチャが、いい感じに柔らかくなっていくのがなんとも良い。
隣人家族と心を通わせるエピソードもほっこりします。
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